僕は昨年から20年来の友人の池田君(池田正嗣)が代表を務めるidosenseに参加し、映像制作やVRコンテンツの制作を行っています。
その中でも昨年からのコロナ禍により、VR展示のコンテンツを制作する事が多く、
教育事業関係では今、子供達が実際に行く事が出来ない、工場見学や科学館、博物館などをVRカメラで撮影し、その中に動画やイラスト、アニメーションを用いたクイズなど入れ、VRオリジナルのコンテンツに仕上げる事を行なっています。
更に昨年は、8月に渋谷のヒカリエで行った『現代演劇ポスター展』のVR展示に企画から携わらせて頂き、今年は、青森は三沢市にある寺山修司記念館のVR展示を学芸員の方と沢山相談し話し合いながら作らせて頂きました。
今、寺山修司記念館がVR展示を作る意味や意義。それらの事をじっくりと時間を掛けて考えました。
昨年の11月に下見、今年の3月に撮影、そこから5月1日の公開までに中身を構築。
中学生の頃にテレビで見た『田園に死す』
学生の頃に大阪梅田の映画館オールナイト三本立てで観た『書を捨てよ町へ出よう』
アングラに被れていたし寺山修司さんの存在に憧れていた時代。
寺山修司記念館の館長は、映画『書を捨てよ町へ出よ』の佐々木英明さんです。
まだ何も吹っ切れていない自分にとっては本当に有難い仕事でした。
昨年から続くコロナ過の中でのVR展示の役割、その事の本質を真剣に考えています。
寺山修司記念館VR展示
https://www.terayamaworld.com/vr/
現代演劇ポスター展
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